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江戸中後期、長崎貿易で中国人と取引された輸出商品の多くは、北方産のコンブやナマコ、アワビ、ラッコの毛皮などであった。これらをいかに生産・加工し集荷・輸出したのか、その商品的特質のみならず、生産者のアイヌ民族にも着目し流通システムを追究。中でもナマコやアワビ(俵物)をはるかに凌ぐ輸出量だったコンブを重視し、歴史的意義を探る。
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出版社からのコメント
江戸中後期、長崎貿易で中国人と取引された輸出商品の多くは、北方産のコンブやナマコ、アワビ、ラッコの毛皮などであった。これらをいかに生産・加工し集荷・輸出したのか、その商品的特質のみならず、生産者のアイヌ民族にも着目し流通システムを追究。中でもナマコやアワビ(俵物)をはるかに凌ぐ輸出量だったコンブを重視し、歴史的意義を探る。